歯のクリーニングについて☆厚木市のさかえ歯科クリニック
2017年6月2日
こんにちは♪
さかえ歯科クリニック衛生士の河津です(^_^)
今日は歯のクリーニングについてお話しさせてくださいね。
皆さまによくお尋ねされることで多いものが
「歯のクリーニングって、どのくらいのペースで受ければいいの?」
「自分でしっかり磨いていれば、歯科に来てクリーニングしなくても大丈夫?」
というものがあります。
たしかに「歯科は痛くなったらイヤイヤ治療をしに行く所(>_<)」
というイメージを持たれている方が多いと思います。
痛くない時は、なるべく近寄りたくありませんよね(^^;)
でも、私は「歯科が苦手な人ほど、クリーニングはこまめに通うこと」
をお勧めします!
歯の汚れには大きく分けて二種類あります。
ひとつは「物理的な汚れ」です。
これは、食器につくような食べものによる汚れです。
でも、食器と違って、歯は自分で直接見ることが出来ません。
鏡を使っても、裏側や上の歯の噛み合わせ部分は見ることがとても難しいです。
でも、皆さん、毎日お食事は必ずしますよね?
お食事の際に、必ず毎回歯磨きしたとしても、
完璧に磨き切ることはまず不可能です。
というか、食事の度に毎回完璧に磨こうとしたら、
歯磨きだけで毎日疲れ切ってしまいますよね(笑)
また、お茶やコーヒー、赤ワインなどがお好きな方や、
タバコを吸われる方は、日常の歯磨きでは取れないような着色汚れがついてしまいます。
歯科のクリーニングでは、このような
「日常の歯磨きで取りきれない物理的な汚れ」を落とすことが出来ます(^_^)
もうひとつの汚れは「細菌による汚れ」です。
お口の中には、様々な種類の細菌が常在しているのですが、
どんなに歯磨きを頑張っても、
これをゼロにすることは出来ません。
特に歯周病を引き起こす原因菌は空気が嫌いなので、
放っておくと、歯と歯ぐきの境目から、どんどん奥にもぐっていってしまいます。
それをさらに放置してしまうと・・・
歯を支える骨が溶けて、歯が抜けてしまうのです(ToT)
細菌の家のような柔らかいかたまりが「歯垢(プラーク)」
それが石のように固まったものが「歯石」です。
ハブラシが当たる部分の「歯垢」は毎日のブラッシングで取ることが出来ますが、
歯ぐきの中にもぐった「歯垢」と「歯石」は自分で取ることが出来ないので
歯科でのクリーニング(歯石取り)が必要になります。
どちらの汚れも、時間が経つと、またついてきてしまいますので、
「定期的に取り続けていく」必要があります。
ちなみに、歯のクリーニングもお部屋のお掃除と同じで
「ためるほど大変」です。
なので、最初にお話ししたように
「歯科が苦手な人ほど、こまめに通う」ことをお勧めします(^_^)
こまめに通われる方が、汚れも少ないので、回数も1回で済みますし、
虫歯や詰め物の不具合などがあった場合、早期発見しやすいので
結果として、治療も軽くて済むことが多いのです。
その期間は、お口の中の状態によって、個人差がありますが、
さかえ歯科では「4か月から半年おき」のクリーニングをお勧めしています。
1年で考えると、だいたい2~3回です。
思ったよりも少ないんじゃないでしょうか?
美容院にいくような感じで定期的に歯のクリーニングを受けることで、
綺麗な歯と歯ぐきを保ち、歯を失わずに一生を過ごしていただける・・・
これからはそんな「予防歯科」の時代です♪
ちなみに歯のクリーニングは保険適用ですので、ご安心ください(^_^)
「最近、クリーニングに行ってなかったから、すごく汚れているかも」
「昔、歯石を取った時、痛かったので苦手・・・」
という方も、回数や取る機械などについてご相談しなから
無理のない範囲で行いますので
ぜひ、一度いらしてくださいね♪
お久しぶりの方も、お待ちしています(^_^)