
当医院ではウルトラデント社(米国)の「オパールエッセンス」というホームホワイトニング治療をご紹介させていただいています。基本的に在宅治療で、薬剤を塗布したマウスピースを装着するだけで、優しく持続的に歯を白くしていきます。
また、オパールエッセンスは他社のホームホワイトニングシステムと較べ、薬剤ジェルがマウスピースから漏れにくく、使用中のお口の中の不快感が非常に少ないことが特徴です。
また、歯にとても優しい成分を使用していますので、治療中の知覚過敏を起こしにくいという特徴も併せ持ちます。
基本的に在宅治療ですが、要所要所で歯科医師の指導のもと行いますので安心です。
ホワイトニングをする際には、まず現在の歯の色の確認と、患者様がご希望される歯の白さの確認を行います。
通常、この確認作業をするときは「人の目」により行います。
しかし、歯の色を確認する「人」や「場所」、「時間帯」によって色の見え方は変わってきてしまいますので、言い方は悪いですが「感覚」に頼った確認作業が現在でも行われています。
このことが原因で、
「希望していた歯の色と違う!」
「もっと明るくして欲しかったのに・・・」
などと患者様から言われてしまうことが多いのが現状です。
しかし、当院でのホワイトニングではこのようなことは起こりえません。
なぜならば「感覚」による治療ではなく「データー」に基づく治療を行っているためです。これを可能にしたのが、「シェードアップナビ」という器機です。
以下、ご説明いたします。
この機器を使う事で、歯の白さを0.5~9.0の18段階で正確に歯の色調を判断できるようになりました。
この情報をもとに、「シェードガイド」と呼ばれるツールを使って患者様の現在の歯の色を確認して頂き、ご希望される歯の白さの確認を行います。この作業は治療終了後にも行いますので、「希望の白さにならなかった」ということは起こりえません。
また、ホワイトニングは単に歯を白くすれば良いというものではありません。 顔の色や歯の形状などもしっかり考慮した治療が大切となります。そのため当院では、トータルで考えたホワイトニングを実施するため、右のようなシートを使い、事前に分析してから治療を開始しております。
「歯を白くする方法がいくつもあるけど、どれを選択すればいいの?」
これは患者様からよく質問されることです。
以下、ご説明します。
大きく分けて「ホワイトニング」、「審美セラミック治療」、「クリーニング」の3つの方法があります。
それぞれ「歯を白くする」効用は同じですが、治療方法・費用・特徴に違いがあります。
それぞれの違いを理解いただけたでしょうか?
審美セラミック治療、クリーニングのシステムをもっとご覧になりたい方は審美セラミック治療、歯のメンテナンスをご参照ください。
審美セラミック治療と異なり、ホワイトニング治療は残念ながら永遠に白さが持続されるわけではありません。
歯がだんだん黄色くなるのは自然な生理現象です。
髪を切ってもいずれまた髪が伸びてくるのと同じです。
こう言ってしまうと、白さを維持させる為には定期的にホワイトニングを行わなければならないので面倒と思われるかもしれません。
確かにその通りですが、ホワイトニング2回目からは、1回目より簡単に白くなりますし、これを定期的に行うことにより、変色しにくい歯になっていくという研究報告があります。
ホワイトニング剤は使用上の注意を守る限り、何度繰り返し使用しても問題ありません。
白さを長期的に維持させたい場合や、すでにつめ物・かぶせ物が多い方は、審美セラミック治療の方が適していますので、審美セラミック治療をご参照ください。