短期集中治療／2Step麻酔法

「短期集中」治療

歯を治療するためには、何度か歯医者に来院していただきます。しかし、お仕事や子育てなどで忙しく、何度も来ていただくお時間を作るのが難しいという方もいらっしゃいます。そのような方のために、当院では「短期集中治療」を行っています。

短期集中治療では、治療を始める前に綿密な治療プランを作成します。

詳細な治療プランを作ることで、「この治療工程は1回にまとめられる」ということがわかります。通常は何度かに分けて受ける治療をまとめて済ませることで、最終的にご来院いただく回数を減らせます。

ご予約の際、「短期集中治療を希望」とお伝えください。

短期集中治療を支える「精密機器」

短期間で治療を終えるには、精度の高い治療／診断が求められます。治療の精度を高める精密機器をご紹介します。

マイクロスコープ

歯科専用の顕微鏡です。肉眼に比べて、患部を数十倍に拡大して見られるので、治療の精度が上がります。

CT

レントゲンのように、歯茎の中の歯や骨を撮影できる装置です。お口の周りを360度回転しながら撮影するので、歯や骨の状態を立体的に映像化してくれます。

iTero

光学式の口腔スキャナーです。かぶせ物を作る時、従来は粘土のような型取り剤をお口に入れていました。この装置を使うことにより、型取り剤を使用せずに、お口の3Dデータを取ることができます。

痛みを抑える「2Step麻酔法」

歯医者の治療では、痛みを抑えるために麻酔を注射することがよくあります。ところが「その注射が痛い」という方もいらっしゃいます。確かに昔の麻酔注射は痛かったと思います。

現在の歯科医療は、麻酔の注射ひとつ取っても格段に進歩しており、極限まで痛みを抑えた注射ができるようになりました。

当院の、痛みを抑える「2Step麻酔法」についてご紹介します。

Step①表面麻酔

注射をする部位に、あらかじめ麻酔液を塗布します。こうすることで、感覚が鈍くなり、痛みを感じにくくなります。

Step②電動注射器

表面麻酔が効いた頃合いを見計らって、注射をします。注射の際、麻酔液を一気に注入すると痛みや不快感の原因になります。そこで、一定の速度で麻酔液を注入できる「電動注射器」を利用し、痛みを抑えます。

その他の「痛くない」取り組み

極細針

注射針は、細ければ細いほど痛みを感じにくくなります。当院では、通常の針よりもさらに細い針を利用しています。

痛みを感じにくい部位に注射

お口の中には痛みを感じやすい部分と感じにくい部分があります。当院の医師は、それを見極める技術に習熟しており、痛みを感じにくい部分を狙って注射をします。